WACOM FAVOの不具合

長い間悩まされ続けた問題の原因がようやく判明しました。ノートPC用にと購入していたWACOM FAVOで、ペン接地/リリースを検出しなくなるという問題がありドライバをとっかえひっかえさんざん悩んできたのですが、結果から言うとハードウェアの初期不良でした。
ペンタブレットはドライバのバージョン固有の問題や、他ポインティングデバイスとの競合等、あらゆる問題の可能性が考えうる、問題の切り分けが難しいデバイスです。ハードウェア的には駆動部分もなく単体で完結している製品なのでいわゆるPCパーツ的な初期不良があるとは考えにくく、不審な挙動が起動ごとに起きたり起きなかったりと再現性が不確実だったことが「ハードウェアの不良」という考えから遠ざける原因となっていました。以前WACOMのサポートに電話したときも、「マウスドライバと競合しているかもしれませんね」の一点張りで、「初期不良かもしれません」の言葉は聞けませんでした。まあ当然言わないでしょうけども。
とりあえず今回の件で「信頼を失った」という理由でこれ以降FAVOを購入することはありませんが、WACOM製品を避けるという選択肢はさすがにないので、小さいintuosを買おうと思います…。不良品に当たるときは当たる、という結論よりも、廉価ということが不良品に結びつくという不誠実極まりない現象に遭遇してしまった、とかいう結論にたどり着いてしまいそうなほどショックです…。