タブレットのサイズに関して

MARCYはずっとB5サイズのタブレットを使っていました。確固たる理由はないのですが、なんとなく大きい方がいいのかなー程度の認識でいました。
先日あるゲーム会社の友達に聞いたところ、全員がA5サイズのタブレットを使っていると聞いてびっくりしました。会社で大量導入となるとコストを抑える必要がある、というのは納得できる話なのですが、塗りのきれいさで定評のあるメーカーさんだっただけに、小さいタブレットを使っていることが意外でした。
気になったので、その後色々なメーカーの人にうかがって見ましたが、小さいサイズを使っているという人ばかりでした。
実際タブレットの大きさが果たして塗りのクオリティや効率に影響があるかどうかというと微妙というか関係なさそう…と思ってはいました。
小さい描画領域だとこまかい描画に耐えうるだけの分解能がないのではないか?という疑問がありましたが、実際小さいタブレットを使ってみてもそんな感じはしませんし、それにデジタル作業では、アプリケーション側のスケーリングにより分解能に影響を受けずに描画可能であるといえましょう。

むしろ小さいサイズのほうが、効率面等でのメリットが多く思い浮かびます。

  • ペンを動かす距離が少なく済むために疲れにくい
  • 本体をちょっとどかしたりといった取り回しがしやすい
  • 作業スペースを占める面積が少ない

というわけで、デメリットが少なくメリットが大きいと判断したため、小さいタブレットに移行しました。
正直大きなタブレットには、腕を大きく動かすように描くといった特定のスタイルでの描画にしかメリットがないのでは…と思っています。が、どうでしょうか…。