東方萃夢想・感想

marcydog2005-02-26

弾幕格ゲー…?と疑問符がついたままプレイしたのですが、独自のシステムが想像以上に高い完成度でまとめられていました。
独特かつ複雑なシステムでありながらも快適に操作できるように考えられていて(基本的なコマンドは統一されているとか、あまり複雑なコマンドがないとか)、システムを理解さえすれば、ダッシュで縦横無尽に飛び回りつつ弾を撃ちまくったりする爽快感ある格ゲーとして楽しむことができます。

東方シリーズのキャラはよくわからなかったのですが(弾幕シューティング好きとしては気になる作品ながらも体験版をちょこっとプレイする止まりだったのです)今作の登場キャラならわかるようになりました。というわけで霊夢パチュリーを描いてみました。
あれ、画像って複数登録できないのですね…。しかも縮小されちゃいますし。自サイトに上げました↓
http://aoba.sakura.ne.jp/~marcy/image/m_toho_reimu.jpg
http://aoba.sakura.ne.jp/~marcy/image/m_toho_patchouli.jpg

持ちキャラは近・遠距離ともに戦える咲夜です。各キャラのクセが強すぎて、色んなキャラを使いこなすのはちょっと無理そうです…。

近況(2005/2)

年末年始を除いて祝日にお休みできるのは実に10月以来になります。プロジェクトでの障害発生頻度が落ち着き、タスクが新規開発項目のみとなりオンスケジュールで動けるようになった賜物であると言えましょう。とはいえ無茶なプロジェクトなことに変わりはなく、平日の残業量は相変わらずですが。

そして通勤途中では zaurus を使い倒しています。主用途はムービー鑑賞で、実写のほうが周囲の目が気にならないということがわかったので主にドラマを見るようになりました。TRICK1と2(3はなんとなく見る気がなくなって放置中)、踊る大走査線とか今さら見ています。あとはGガンダムをちびちびと消化しています。
zaurus 上で動くゲームは去年 Xanadu(PC88版)、DQ4(FC版)、ファミコン探偵倶楽部(FC版)とプレイし終えて、先日までは「ひぐらしのなく頃に」をやっていました。本編を終えた後は、考察サイトを保存しておいてブラウザで読んだりしています。
PSPリッジレーサーズもプレイしていたのですが、電車の揺れが操作の邪魔となってしまうので、EX ツアーになってからは移動中はやっていません…。ちょっとの揺れが致命的なミスに直結するんですもの…。

りなざうでひぐらし・プラットフォーム関係

以前 zaurus で痕をプレイしようとしたところ、PC98エミュが重すぎてプレイ不能だったことがありました。ですので PC98の頃以降のゲームは例え動いても快適にプレイするにはほど遠いパフォーマンスなんじゃ…そう思っていた時期が俺にもありました。

ひぐらしのなく頃に」はフリーのノベルゲーム実行エンジン「NScripter」(TYPE-MOONねこねこソフトオーガストと同人商業問わずあらゆるメーカーで採用されています)上で動きます。この NScripterスクリプトを独自に解釈、実行できる互換プラットフォーム「ONScripter」が、linuxMac OS X、果てはドリームキャストとあらゆる OS へと移植されていまして(実際は使用されている共通ライブラリが移植されているわけですが)、zaurus版も存在しています。

つまりエミュレーターではなく互換プラットフォーム上で動くわけで、ちゃんとプレイ可能な速度で動作してくれます。
とはいえパフォーマンス面で無理をしてそうな局面がいくつかあって、処理能力的に負荷が高そうなところ(画面のスクロールや半透明処理)や、メモリ転送的に負荷が高そうなところ(複数の仮想画面操作や巨大な音声ファイルの操作等)が露骨に重いです。
例えばゲーム起動直後、モーションブラー的効果を伴ってスクロールしてくるレナの表示がとても遅いうえに必ずメモリ不足ダイアログが表示されます。おそらくメモリ上のバッファで人物の画像を半透明に幾重にも重ね、かつスクロールさせているのではないかと思います。他にも TIPS 一覧画面が重いですが、おそらく一覧表示画像のロールオーバーオン/オフ用の画面を作成、縮小処理をして、そのうえでさらにメモリ上に保持しているからだと思います。
メモリのスワップ領域をSDカード上に作成していることもメモリパフォーマンス低下の一因であると思います。もしかして SL-C3000 の内臓HDDなら多少改善されるのかな…。

あとメニュー選択時の音等、一部の文章中の効果音が再生されません。これは…自分のマシン固有の現象なのでしょうか、それとも zaurus 版の不具合なのでしょうか…。

ZAURUSでムービー鑑賞

640x480(VGA)が表示可能な高精細な画面、mpeg4デコード可能なハードウェア、容量4Gのマイクロドライブが使用可能、ということでzaurusでムービー鑑賞をしています。
今のところ見たのはBPSカウボーイビバッププラネテス新ゲッターロボ仮面ライダー龍騎、MS08小隊、といったかんじで(まだ最後まで鑑賞し終わってないものもありますが)、今まで見ようと思っていて溜めたままになっていた動画ライブラリを順調に消化しています。

鑑賞における最大の問題はムービーの画質です。zaurusの処理能力で鑑賞可能な形式(mpeg4)とレベル(320x240,15fps)に再エンコードするのですが、そのさいかなり劣化してしまいます。具体的にはブロックノイズまみれになります。
劣化の仕方は動画独特のもので、動きがあるほど劣化します(止め絵の顔アップとかは奇麗ですが、合体シーンやキャラが激しい動きをするシーンよりも、背景だけが動いて手前のキャラが止まってるとき(背景で帯域を使い切って手前のキャラをきちんと描写できずにキャラが崩れまくります)のほうが気になります。具体的には、OP/EDのクレジットとかすごい読みづらいです。
他にも金網のような細かいパターンが苦手だったりと、意外な所で映像を「帯域」で制限する際に生じる問題を認識させられます。
そういえば赤い色でノイズ発生が特に顕著だったりしますが、これってビデオテープの物理特性かなーとなんとなく思っていたんですが、データでも同じ現象が起きるってことは違うんですかね。

もうひとつの問題は鑑賞環境です。電車だと騒音が大きくてセリフが聞き取りづらかったり、人の目があるので萌えシーンは鑑賞しづらかったり(気にし過ぎ?(笑))、目的駅の到着で鑑賞を中断せざるをえなかったり(30分以上の動画には向きません)と、向く/向かないコンテンツの種類があります。
インプレスの後藤氏のポータブルムービープレイヤーの記事に詳しいレビューがありますがそれとおおむね同じ印象で、アニメ番組というのは向いているコンテンツであろうと思います。

…というわけで通勤電車で鑑賞しています。うう、本当は電車では寝たい…!

また出向

部署の財政状況がいよいよ深刻化している状況および現プロジェクトの先行き不透明感を受けて、今度こそ出向が決定してしまいました。
出向先は埼玉県和光市(東武東上線の準急/急行で池袋から約15分)です。通うにはちと遠いですし、何よりうちから新宿まで、上り方面の満員電車に乗ることを余儀なくされるというのがつらいです。

とりあえず新宿行きの小田急は避けたい!ということで他の経路を調べてみました。武蔵野線を経由するルートで試しに行ってみたところ、乗換えが多すぎて大変でした…。途中駅なので乗り過ごしそうですし。っていうか乗り過ごしました。(朝霞台駅で)

田園都市線で永田町までいけばそこから有楽町線一本で行けるので、そのルートにしようかなーと思っています。っても決定ではなくて、いろいろなルートに実際に乗って試してみます。

最近好きなお酒

世間では焼酎ブームといいますが自分は芋焼酎は全然ダメで。あの強いクセが苦手です…。そんな自分が最近お気に入りなのはしそ焼酎「鍛高譚」(たんたかたん)です。変わった名前ですが、しその焼酎というのも変わっています。飲む前はイロモノかと思っていたのですが、全然そんなことはなく。すっきりさわやかな飲みごたえで、とても飲みやすく、おいしいです。ロックで飲んでます。
他には栗焼酎「古丹波」も好きです。芋以外が好きなのかも…

タブレットのサイズに関して

MARCYはずっとB5サイズのタブレットを使っていました。確固たる理由はないのですが、なんとなく大きい方がいいのかなー程度の認識でいました。
先日あるゲーム会社の友達に聞いたところ、全員がA5サイズのタブレットを使っていると聞いてびっくりしました。会社で大量導入となるとコストを抑える必要がある、というのは納得できる話なのですが、塗りのきれいさで定評のあるメーカーさんだっただけに、小さいタブレットを使っていることが意外でした。
気になったので、その後色々なメーカーの人にうかがって見ましたが、小さいサイズを使っているという人ばかりでした。
実際タブレットの大きさが果たして塗りのクオリティや効率に影響があるかどうかというと微妙というか関係なさそう…と思ってはいました。
小さい描画領域だとこまかい描画に耐えうるだけの分解能がないのではないか?という疑問がありましたが、実際小さいタブレットを使ってみてもそんな感じはしませんし、それにデジタル作業では、アプリケーション側のスケーリングにより分解能に影響を受けずに描画可能であるといえましょう。

むしろ小さいサイズのほうが、効率面等でのメリットが多く思い浮かびます。

  • ペンを動かす距離が少なく済むために疲れにくい
  • 本体をちょっとどかしたりといった取り回しがしやすい
  • 作業スペースを占める面積が少ない

というわけで、デメリットが少なくメリットが大きいと判断したため、小さいタブレットに移行しました。
正直大きなタブレットには、腕を大きく動かすように描くといった特定のスタイルでの描画にしかメリットがないのでは…と思っています。が、どうでしょうか…。